クリスチャン・ヤルヴィ指揮 バーンスタイン:ミサ曲
・バーンスタイン:ミサ曲
ランダール・スカルラータ(バリトン)
コーラス・シネ・ノミネ
カンパニー・オブ・ミュージック
テルツ少年合唱団
アブソリュート・アンサンブル
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)

すごい期待をしていた1枚。
しかし、これを録音しようとした人たちは、この曲がいかに録音するときに色々と再現するための工夫することが必要であることを考えていない。
ケント・ナガノ盤は、その点がこだわりがあり今でも新鮮さがある。
1970年代のオリジナルキャスト盤(バーンスタイン指揮)よりも録音で損してるかもしれない。
また、バリトンの司祭役が残念だ。アラン・タイタス、ジェリー・ハドレー(テノールで挑戦)よりはるかに、説得力がない。また、その他のコーラスももう少しなのだ。
パーカッションのリズムやあの新鮮な音がコーラスなどで聞こえない録音、ナクソスのウエスト・サイド・ストーリーも声をクローズアップしたが、大事なものは守ったし歌詞がしっかり聴きとれた。今回は聴きとれない。
クリスチャン・ヤルヴィの指揮は、思いがけないテンポ変化などハッとする場面もある。
ただオケがどんなに鋭く切り込んでも、この録音・歌手が足を引っ張っている気がする。
楽譜は、ケント・ナガノ盤ほどいじってない。
ただ最後から2曲目の司祭の狂乱の場ともいうべきソロの曲のラストで低音の打楽器がならず不思議な音をさせていたのは何なのか、なぞ。
ちなみに、その曲のまえの「アニュス・デイ」では、様々な楽器が交錯し混乱の状態をテンポをあおらずゆっくり目のテンポで表現しているのが新鮮だった。
それでも、仕掛けが少ない録音で音が飽和状態になりすぎ。(録音したホールが狭いのか?)
現時点ではケント・ナガノ盤をすすめたい。司祭はオリジナル・キャスト盤のアラン・タイタスがすごすぎる。
すごく残念な1枚だけど、この曲が好きな人、バーンスタイン・ファンは必ず聴いてほしいアルバム。
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